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よく噛む子どもは歯並びがいい!小学生から始めたい歯列矯正トレーニング

歯並びやかみ合わせは、虫歯や歯周病のなりやすさだけではなく、容姿に対する自信にも関与してくるため、子供の性格や将来に大きな影響を与える可能性があります。

多くの親御さんが、できればわが子にも綺麗な歯並びを手に入れてほしい、と願っているのではないでしょうか。

では、一体どうすればいいのでしょうか。

そのポイントは「噛む習慣」にあるようです。


やっぱり良く噛む子どもは歯並びがいい


最近では、昔に比べてあごがほっそりとしたタイプの子どもが多いといわれています。

実際に縄文時代の人骨を見ると、現代人に比べて顔の横幅が広く、あごの骨もがっちりとしている印象を与えます。


これが遺伝子的要因か食生活による要因かはさておき、あごの骨の幅と歯列の長さは相関関係があり、あごの骨が狭まったことで歯並びの悪い子どもが増えているのではないかと考えられていました。

ところが、日本大学の葛西一貴先生が実際に歯並びとあごの幅を計測したところ、歯列幅の差の本当の原因は「歯が生えている角度」の違いであることが判ったのです。


縄文時代の人の歯はあごの骨に対してまっすぐ生えています。

一方、現代人の歯は内側に傾いて生えている傾向があるようです。

内側に傾いて生えているため生えるスペースが足りなくなり、結果的に歯並びが悪くなってしまうと考えられるのです。


一方で、縄文人の子どもでも歯が内側に傾いて生えていることから、歯の傾きは生まれつきのあご骨の角度や幅ではなく、成長過程におけるあごの筋肉の発達や、噛む習慣によって変化していく可能性が高いようです。

硬い、歯ごたえのあるものもよく噛んで食べる子供は丈夫な歯に育つというよく言われている話は、科学的にも正しい事実であるということなのです。


(参考)コンピュータ断層写真による下顎歯の植立状態と下顎骨形態との関連性について
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004018095


子どもの歯並びは噛むトレーニングで矯正できる


小さな子どもを想像してみましょう。

小学校に上がり、歯が生え変わったばかりの頃には前から見ると、歯が重なって生えている子どもが多く見られます。

しかし、成長するにしたがって、そのまま大きくなる子どもと、矯正治療をしていないのに歯並びが良くなっていく子どもに別れます。

葛西先生の調査では、この2パターンの違いは「噛む習慣」にあることが判りました。

垂直方向の咀嚼運動(チョッピング運動といいます)しかできない子供はますます歯並びが悪くなってしまうのに対し、噛んだまま前後左右にすり動かす咀嚼運動(グラインディング運動といいます)を日常的に行っている子どもは自然と正常な歯並びになっていくことが判ってきたのです。


このことは、意図的なトレーニングによって子どもの歯並びを矯正できるとういことに他なりません。

実際に日本大学の調査では、ガムを使った咀嚼とレーニングを行うことで、噛む力の向上とともに、歯の生えている角度が改善し、将来的に歯の矯正治療が必要なくなる可能性を高めることに成功しています。


ポイントは、以下の4つです。

①柔らかいものだけではなく、日常的に硬い、歯ごたえのある食材を取り入れた料理をよく噛んで食べるようにしましょう。

②普段口を閉じるようにしましょう。

③左右の歯を均等に使いすりつぶすように噛む方法を覚えさせるようにしましょう。

④しっかりと力をこめて噛むことができるように、身長に合った椅子に座らせ足を地面につけさせましょう。

なかなかグランディング運動(すりつぶす噛み方)ができない子どもには、ガムを使った咀嚼トレーニングであごを横に動かす咀嚼パターンを学習させることが有効です。


ガムを使った歯列矯正トレーニングの方法

硬めで噛みごたえがあるキシリトールガムを用意し、1日2回、それぞれ10分ほど行います。
※虫歯予防の観点から、キシリトールガムを推奨します。

左右で偏りが出ないように「右側で10回噛んだ後、左側で10回噛む」、「唇を閉じて噛む」という2つのルールを守ります。

あごを横に使う噛み方でガムを咀嚼します。


咀嚼トレーニングは必ずグラインディング運動(すりつぶす噛み方)で行い、チョッピング運動(上下だけの噛み方)は行いません。

もちろん、咀嚼トレーニングで学習したグラインディング運動は、普段の食事でも行うように指導しましょう。

小学校3年生ぐらいまでの子どもにはこの方法が有効で、個人差はありますが3カ月以上継続することで、歯の生え方が垂直に変わりはじめ、将来的にきれいな歯並びを手に入れられる可能性が大幅に上昇します。


(参考)硬性ガムトレーニングが混合歯列期児童の咀嚼運動および第一大臼歯植立に与える影響
http://ci.nii.ac.jp/naid/110008752105


噛み方も食育の一環


健康な発育を促すために、今、「食育」の重要性が語られることが非常に多くなってきました。

糖質、タンパク質、脂質、そしてミネラル分をバランスよく摂取することは、健康な体格を形作るのはもちろん、歯やあごの健康にとっても非常に大切です。

また、こうした食事をきちんとした噛み方で味わうことも「食育」の中の一つの要素だと考えることができます。

グラインディング運動を身に着けたら、噛みごたえのあるものを食事の中にとりいれ、噛むトレーニングを生涯学習に置き換えていきましょう。



この記事の監修ドクター


ひらかわ歯科医院 院長 平河貴大先生